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道央

EZONA(エゾーナ)【札幌市】

士業の女性が集まり、女性が生き方を選択できる社会へ

代表の太田明子さん(左写真:後列中央)が、女性の起業支援を全道で実施した際、女性の声をきちんと聞いてワンストップで対応できる場が必要であると感じ、弁護士、行政書士等の国家資格を持つ士業の女性を集めて2014年にEZONAを設立。主に、女性の起業に関する支援を実施。

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きっかけ
 2003年より道の事業である「女性起業家塾」を太田明子ビジネス工房が受託、道内13か所で実施し、大勢の女性の起業希望者と出会い、その中から多くの女性起業家が生まれました。しかし、当時は女性の起業は一般的ではなく、起業に関する支援窓口で「女性である」という理由で取り合ってもらえない事例もあり、女性特有の問題点があることを知りました。また、開業の手続窓口もそれぞれにあり、そこで、女性の起業支援を女性の専門家が行えるようにと、国家資格を持つ士業の女性を集めてワンストップで対応できるEZONAを立ち上げました。
苦労
 メンバーのほとんどが30代、40代の若い世代の女性でこの年代の女性たちが社会に対して声を発する機会が大変少ないと感じています。メンバーは、普段男性中心の社会で活躍していてロジカルな議論展開が可能で、且つ、それぞれ様々な女性としてのライフスタイルを持っています。それぞれの立場で感じていることがあり、それらをEZONAを使ってポジティブに、スマートに社会に対して発信・行動いただければと思っています。ただ、みなさん優秀な方ばかりで本業の方が忙しく、なかなか集まれまないのが悩みです(笑)。
満足度
 男性社会の中で奮闘している女性たちが、EZONAでつながり、同じような思いを共有できたことが嬉しいです。また、他の業種の士業との貴重な交流の場であり、EZONAで繋がることで仕事の幅としても役に立ってきているのかなと。EZONAを通じて仲間ができたことは良かったのではと思います。居心地良く繋がりながら、これからも、社会参加や問題解決のための手段として起業を志す女性たちに寄り添っていきたい。彼女たちの多様な夢や希望の実現に向け手を携え、共感できる専門家として交流してゆきたいと思います。
これから
 すべての女性が「自分の生き方を自分で決め、自分で価値を見いだし、皆それぞれに合った生活や働き方ができれば良い」と考えています。社会の価値観ではなく、自分自身が選択できる社会にするために声を上げていきたいですね。現在、女性に対する支援が増えていますが、EZONAでは起業支援だけではなく、企業の中で働いている女性たちの活躍も支援したいです。また、女性の安定的活用は、企業にとって利益に直結しますので、女性の雇用対策を検討したいと思っておられる経営者には、ぜひEZONAを活用していただきたいです。
  • EZONAさんイメージ1
  • EZONAさんイメージ2

北の☆女性たちへのメッセージ

起業は「理念」と「経営」が両輪ですが、女性は「思い」は強いが「数字」に弱い傾向も。そんな時は私たち女性の専門家を頼ってください。「理念」ある事業を地域に増やし男性型「競争」「秩序」社会から女性型「共感」「安心」社会を実現し、次の世代につなげてゆきましょう。

取材年月日:
2017年6月15日
(代表の太田さんからお話をお伺いしました)