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道央

札幌人図鑑 主宰 福津 京子 さん【札幌市】

地元の人が語る熱い想いから得た、元気や勇気を共有したい

1964年生まれ、札幌市出身。札幌市内のアパレル会社で販売員として勤務後、22歳で結婚し専業主婦に。その後ラジオパーソナリティになり、放送局長を経て2012年3月に退社。同年5月「札幌人図鑑」を設立。これまで1350人以上の方をインタビューしている。1児の母。

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きっかけ
 専業主婦として10年が経つ頃、縁あってコミュニティFMのオーディションを受け、パーソナリティをさせていただくことになりました。15年間務め、自分は話すことが好きなんだと実感。ラジオで出演者の生の声をお届けするのも素敵ですが、繰り返し聞くことができたり、人にご紹介できる名刺のようなコンテンツが作れないかと考えるようになりました。そこで、これまで培ったインタビュー手法と人脈を駆使して、札幌市内の色々な方々をご紹介する「札幌人図鑑」を設立。1年365日、毎日休まずたった一人で更新を続け、2015年3月に目標だった1000人達成。同年11月からJ:COM札幌で番組化。同名の著書も出版しました。
苦労
 最初は企画の知名度が低く、インタビューの承諾を得るのが大変でした。まずは信頼できる知人に依頼して、次の方をご紹介していただくなどして徐々に増やし、500人を過ぎたあたりから多くの方に認知していただけるようになりましたね。私の趣味のように始めてしまったので出演者に報酬も払えませんが、わりと楽しんでご出演いただいており有難いです。アーカイブされるコンテンツなので、事前にしっかりと打ち合わせをし、編集の際にも出演者の想いがきちんと伝わるものにしたい。日々努力しています。
満足度
 これまで本当に様々な方々にインタビューして、出演者の考え方や価値観に触れ、私自身何度も助けられてきました。この内容を無料で皆さんにご紹介し、感動を共有できることがとても嬉しいです。また「札幌人図鑑と同じ形式で、自分も地元の方々をご紹介したい」というお問い合わせを全国からいただき、「暖簾分け図鑑」がどんどん増えているのも面白い。私のように資産がなくても、希望する人なら誰でも始めることができるというモデルになれたかな、と思っています。出演者やご覧いただいた方々から感謝の言葉をいただくことも多く、とても励みになります。
これから
 札幌人図鑑は、私のライフワークになっています。会いたい人がまだまだたくさんいるので、しっかり体力づくりをしながら長く続けていきたいです。また、札幌人図鑑の延長線として、会いたいと思う人に直接会って交流できるようなイベントを開催したいです。単なる名刺交換会ではなく、自分が本当に会いたい、学びたいと思う人とつながる場を、WEBはもちろんリアルでも。新しい働き方・生き方が提案できるといいな。これからも、私が受けた刺激を形あるもの、おもしろいものに変換して、皆さんと共有していきたいと思っています。
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北の☆女性たちへのメッセージ

専業主婦からラジオ局に就職したので、周囲の個性的な人と比べて自分だけ「普通」なのがコンプレックスでした。しかしラジオでは、その「普通」なところも私の「個性」として歓迎されたことが驚きでした。ステージが変わればコンプレックスが取り柄になる事もある。隠さなくて大丈夫ですよ。

取材年月日:
2017年10月17日