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十勝

本別発・豆ではりきる母さんの会 【本別町】

本別の豆のおいしさをたくさんの人に知ってほしい

1995年にJA女性部の味噌作りサークルが結成され、菓子作り、豆腐作りのサークルが次々に発足。2000年に3つの会が統合し「本別発・豆ではりきる母さんの会」を設立。豆の加工品を製造・販売し、「日本一の豆のまち」をPRしている。

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きっかけ
 農家である私たちは、自分たちが作ったおいしい豆をもっと食べてもらいたいという思いから、JA女性部の活動の中で味噌作り、菓子作り、豆腐作りのサークルを立ち上げました。それぞれ自主活動していましたが、「本別町の豆のおいしさをもっとたくさんの人に知らせたい」と考えるようになりました。そこで、3つのサークルを1つにして「本別発・豆ではりきる母さんの会」を設立しました。2000年に「北海道農業元気づくり事業」を活用して「本別まめ工房」を建設し、本格的に加工品の製造を開始しました。
苦労
 まず、活動を知ってもらうことが大変でした。農業の合間に工房に行かなければならないので、最初は家族の理解を得るのも難しかったですね。企業化したために、それまでの気軽なサークル活動とは違って売り上げを伸ばさないといけないので、作ったものをどうやって売るのか悩んで、訪問販売などもしました。札幌市のイベントで出店した時には、「本別町ってどこ?」と聞かれたり…(笑)。でも、地道な努力が少しずつ実って、今では「豆のまち本別町」をたくさんの人に知ってもらえたと思います。
満足度
 やっぱり、お客様に「おいしい」と言ってもらえることが一番嬉しいです。直接お客様とふれあって豆のおいしさを知ってもらい、リピーターの方が増えているので本当に嬉しいですね。あとは、一緒に活動する仲間ができたことも良かったなと思っています。本別町の豆を使って何かしたいとずっと思っていて、仲間がいたのでここまでやることができました。今では、加工品を作りながら色々な話をして、悩みを相談することもあります。そして、売れ行きが伸びたらもっといいんですけどね(笑)。
これから
 私たちも年齢を重ねてきたので、できれば若い方にメンバーになってもらって、その方たちに技術を継承して10年、20年と長く続けてほしいなと思っています。でも、ちょっと難しいかなと思いますので、今は自分たちのできる範囲で、今のままやっていきたいですね。商品開発では、もう少し保存のできるものを考えて作っていきたいです。そして、少しでも収入につながればいいな(笑)。「日本一の豆のまち本別町」が、もっとたくさんの人に知ってもらえるように、これからもがんばっていきます。
  • 豆はりさんイメージ1
  • 豆はりさんイメージ2

北の☆女性たちへのメッセージ

何か始めたいと思った時、身近なところにチャンスがあります。家族を大切にして感謝しながら、でも家に閉じこもらないで思い切って外の世界に出てみると、みんな扉を開いて待ってくれているのです。「為せば成る」、悩むなら実行しましょう!

取材年月日:
2016年9月16日