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道央

合同会社 のこたべ

食の素晴らしさを次世代に繋ぎたい

2007年に平島美紀江さん(写真:前列中央)が市民団体「北海道子連れプロジェクト」を立ち上げ、同年、食育フリーペーパー「のこたべ」を創刊。その後、合同会社とNPO法人を設立する。現在は、コープさっぽろの広報誌「Cho-co-tto(ちょこっと)」の編集も手掛ける。

応援企業

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きっかけ
 旅行情報誌で営業職をしていましたが、出産を機に退社しました。でも「出産から育児を通じて得た自身の経験を生かしたい」と思い、フリーで、円山動物園での子育てサロンや、お母さんのための料理教室、主婦の再就職セミナーなど、さまざまな活動に取り組みました。2007年1月には、市民団体「北海道子育てプロジェクト」を設立しました。同年、食育をテーマにしたフリーペーパー「のこたべ」を創刊。その後、スポンサーだったコープさっぽろが発行する広報誌「Cho-co-tto」の編集も手掛けるようになりました。
苦労
 3万部を発行する「のこたべ」は、フリーペーパーなので、掲載するスポンサー集めが大変でした。冊子のコンセプトは「地域で子育てをもっと楽しく」です。子育てがちょっと楽になったらいいなと思っています。スタッフは、全員子育て世代のお父さん、お母さんです。運動会や授業参観などの学校行事や家事を優先してもらい、それぞれ協力しながら取材・編集に当たっています。それでも、まだまだ世間は男性社会です。ワークライフバランスを確立させ、次は世の中を変えたいと思っています。
満足度
 「のこたべ」創刊時は、取材から編集、営業まで1人でこなしてきました。事業拡大につれてスタッフは8人に増員。編集作業も充実してきました。、2015年8月には「とうちゃん のこたべ」を創刊。公園で遊ぶ、畑ドライブで遊ぶなどのコンテンツを設け、仕事も家庭も頑張るパパに贈るフリーマガジンとして好評を得ています。一方、コープさっぽろの広報誌「Cho-co-tto」は、旬の食材をテーマに、生産者のインタビューから地域の料理家が紹介する料理コーナー、くらしに役立つ生活情報などを掲載しています。
これから
 「のこたべ」とは、残さず食べるという意味です。これは昔から言われてきた大切なこと。食育の意義と重要性を改めて感じてほしいとの願いを込めました。「Cho-co-tto」と併せて、読者の皆さんと一緒に日常生活が楽しくなるような紙面を創りあげていきたい。昨年からは、恵庭市内の農家に協力をいただき、札幌市内の高校と一緒に野菜の収穫から仕分け、箱詰め、店頭販売といった一連の作業を体験する新たな食育プロジェクトを立ち上げました。これからも食の素晴らしさを次世代に繋いでいきます。
  • のこたべさんイメージ1
  • のこたべさんイメージ2

北の☆女性たちへのメッセージ

食に携わるすべての生産者のファンになってもらいたい、との思いで編集しています。食が豊かだと、幸せな気持ちになります。食がおいしいと、家族が笑顔になります。1人の子どもに対してたくさんの大人が関わっていけるような社会にしたいですね。

取材年月日:2016年3月3日(代表の平島さんからお話をお伺いしました)