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道北

株式会社ビバカンパニー 代表取締役 小澤 祐子 さん 【剣淵町】

思いを共有できる仲間と一緒に働ける幸せ

1955年生まれ、旭川市出身。駒沢女子短大(苫小牧市、現在は東京都に統合)卒業後、北海道録画センター(旭川市)勤務中に社長から「ビバ アルパカ牧場」の代表に抜てきされ、兼務することに。主に週末はアルパカ牧場で勤務。旭川市在住。

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きっかけ
 北海道録画センターの井下社長が、故郷の剣淵町でスキー場跡地を利用したまちづくりに協力しており、北海道で初めてアルパカを飼育することになって、社内で一番古株だった私が運営を任されました。試験飼育していたアルパカの出産、さらに那須ビッグファーム(栃木県)からアルパカを購入し、2009年に「ビバ アルパカ牧場」を開設しました。アルパカの飼育は担当スタッフに任せ、私はイベントの企画、実施、PR活動、牧場全体の運営統括をしています。なので、私がアルパカが大好きで始めた牧場じゃないんですよ(笑)。
苦労
 自然相手の仕事は厳しいものです。一番大変なのは草刈りと除雪なのですが、私はそれらを手伝えないので、戦力にならない存在だということが心苦しいです。牧場の仕事で、私ができることって少ないんですよね。草花は好きなのですが、実は動物は苦手で…。私ができることは、観光の目玉が尽きないように色々考えることです。資金が少ないので、ほとんど手作り。朝のお茶会がスタッフミーティングの場になっていて、スタッフからも企画を提案してもらっています。それを魅力的にPRして、集客につなげていきたいです。
満足度
 週末はアルパカ牧場に来て、朝早くから自然豊かな牧場内で過ごし、体を動かして心地よい汗をかき、夕暮れと共に仕事を終えるのですが、この時間の過ごし方がとても贅沢だと感じています。平日のデスクワークは、昼夜関係なく夜中まで働くこともあるので、週末の牧場ですごくリフレッシュさせてもらっています。スタッフも本当に素晴らしくて、思いを共有できる仲間と同じ方を向いて牧場を運営できて、幸せです。ここ1~2年では、地元の方々も多く来てくれるようになり、楽しんでもらっているようで嬉しいです。
これから
 アルパカ牧場は、冬をメインにやっています。冬は外国人のお客様が多いので、牧場内を国際化していきたいですね。また、地元の方々にも外国人を受け入れるよう取り組んでもらって、将来的には町全体の国際化につながればいいなと思っています。牧場では、アルパカがきっかけで姉妹都市となったペルー共和国タルマ市でも食べられているスーパーフード「キヌア」の栽培・試食を実施しています。新たに山頂に「大人の秘密基地」を作ったので、牧場のテーマカラー「ピンク」と「ハート型」に合わせて、ここで結婚式などを企画してみたいですね。
  • 小澤さんイメージ1
  • 小澤さんイメージ2

北の☆女性たちへのメッセージ

一人で無理してがんばらずに、誰と一緒にやればできるのかを考え、一緒に達成できた時の感動を味わってください。自分から寄り添う気持ちで、肩の力を抜いていきましょう。そして目標を持つと、ぐっと視野が広がります。

 

取材年月日:
2016年8月24日