STOP DV

デートDVを知っていますか?

ドメスティック・バイオレンス(DV)とは、
配偶者やパートナーなど親密な間柄で起こる暴力のこと。
特に、高校生や大学生などの若者が、交際相手からふるわれる暴力のことを
「デートDV」と呼んでいます。
どんな事情があっても、暴力は、決して許される行為ではありません。

恋人とずっと仲良くいるために、デートDVのことを知ってください。

これがデートDVです

殴る・けるなど身体に対する暴力だけが、デートDVではありません。
相手を自分の思いどおりに支配(コントロール)しようとする
態度や行動がデートDVです。

身体的暴力

殴る、ける、髪の毛を引っ張る、
腕などを強くつかむ など

精神的暴力

怒鳴る、バカにしたり、傷つく言葉を言う、
携帯電話をチェックする など

静的暴力

キスや性行為を強要する、避妊に協力しない、
アダルトビデオを無理やり見せる など

経済的暴力

借りたお金を返さない、
デート費用をいつも払わせる など

デートDVしていませんか?受けていませんか?

あなたから相手に、相手からあなたに、こんなことはありませんか?
下のチェックリストで、2人の関係を見つめ直してみましょう。

デートDVをしていないかな?

相手が言うことをきかないと
イライラする。

相手の行く先、服装、することなど、
指示したいと思う。

相手がどんな人と話しているかが、
気になって仕方がない。

腹が立つと相手の前で、物をたたいたり、
大きな声をだしたりする。

相手が自分のことを好きなら、
嫌なことでも応じるべきだと思う。

デートDVをされていないかな?

「バカ」、「何もできないやつ」などと、
傷つく言い方をする。

相手との用事を最優先にしないと
不機嫌になる。

携帯をチェックして、「他の人の
アドレスを消せ」と言う。

相手を怖いと思うことがある。

「俺が好きなら、いいだろう」と
気が進まないことをさせようとする。

暴力を認めない

どんな事情があったとしても、暴力をふるうことは、
決して許されません。

自分のことを大切にする

自分の気持ち、自分の体を大切にする気持ちを持ちましょう。
イヤなことには、はっきりと「NO」と言いましょう。

相手のことも大切にする

相手が自分と異なる意見をもっていることは当然です。
自分の考えを相手に押しつけず、違いがあることを認め、
まずは相手の話に耳を傾けましょう。
そして、自分はどう思うのか、相手に伝えましょう。